夏の重星★ベスト10



星図いるか白鳥ことヘラクレス.jpg
夏の重星★ベスト10
1280-I_4600ヘラクレス座α-50%-1.jpg
ヘラクレス座α星(ラス・アルゲティ)
主星(橙)3.5等/変光 伴星(緑)5.4等 角距離4″.6 位置角108°

主星は赤色巨星の柘榴色の変光星。目を引く(毒々しいかも?)紅赤の主星とちょこんとある緑の伴星との対比が素晴らしい見栄えがするペアです。

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ヘラクレス座95番星
主星(青緑)4.9等 伴星(黄紅)4.9等 角距離6.3″ 位置角259°

主星が寒色で伴星が暖色、淡い色合いながらよく普通?の二重星とは反対の配色が面白い。等光で並んでいる姿が微笑ましい。探しにくいかも? 夏の裏三角の中間あたり。

1280-IMG_4610こと座ε.JPG
こと座ε星(ダブルダブルスター)
★ε1 主星(黄)5.2等 伴星(白)5.5等 角距離2″.4 位置角74°
★ε2 主星(白)5.0等 伴星(白)6.1等 角距離2″.6 位置角54

ε1ε2は肉眼重星(角離209″)。望遠鏡で見るとそれぞれが二重星のダブルダブルスター。
同時にダブルダブル状態を見るのにはやや苦労するかも?(片方ずつなら楽だけど両方見える倍率まで下げるとやや見づらい)

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アルビレオ(白鳥座β星)
主星(橙)3.1等 伴星(青)5.1等 角距離34″.6 位置角54°

天上の宝石と呼ばれる北天一の二重星。二重星の代名詞として引用されるほどだ。
高めの倍率の双眼鏡でも分離するのであまり高倍率だと二重星らしくなくなる。

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はくちょう座δ星
主星(青白)2.9等 伴星(黄白)6.27等 位置角 213゚ 角距離 2.7

光度差もあり角離も小さい見ずらい連星で、今日の空(気流)と(目の)体調はかる個人的な指標星。将来の北極星(西暦11600年頃)
ちなみに冬ならオリオンのアルニタク。春はプルケリマ。秋はうお座α星などが個人的な指標星。

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いるか座γ星
主星(黄金)4.5等 伴星(青緑)5.5等 角距離10″.0 位置角268°

派手さはありませんが控えめなコントラストの日本的な美意識・・・「kawaii」重星です。

星図さそりへびつかい.jpg

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さそり座β星(アクラブ)
主星β1(うす黄)2.6等/変光 伴星β2(すみれ)5.1等 角距離13″.7 位置角23°

主星はうす黄ですがパッと見だと両星とも青白ぽく見える爽やかな青きペア? です。
南中を過ぎれば青緑の伴星も青柴にと低めの高度のせいで様々な色合いに見える。
鹿角平では25°付近まで首都圏の光害がひどいくこのへんから澄んで影響が少なくなるんかも? 南中高度が33°ですぐ高度がさがって影響して絶妙な色変化が楽しめる。動画は最悪のシーイング時の撮影なので色ズレお楽しみください(^^;

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アンタレス(さそり座α星)
主星 1.1等(橙)、伴星5.2等(緑) 角距離2.7秒(減少中) 位置角277° (真西は270°)

南に低く伴星が見える日はほぼない。チラチラ見えれば良い方の難物だけど観望会では赤い一等星の輝きだけでもウケが良い。
プリケリマと同じ離角だけど光度差が大きく、南中高度が低く(26°)と悪条件が重なって非常に見ずらい。
見るには15cm以上の優れた望遠鏡+過剰倍率+よい気流が必要(なお最小口径は8cm前後とも)。シリウスと同様にチャレンジしたくなる対象。

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へびつかい座ο星
主星5.2等(黄)、伴星6.6等(青) 355゚ 角距離 10.8

黄色と青が鮮やかなんだけど高度が27°(アンタレスと同程)しか上がらないので赤みを帯びやすい。3等星のθの北西1°にある5等星。導入が難しいけどθ星を見つけられた簡単・・・(^^;

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いて座h5003(HR6694)
主星5.2等(橙)、伴星6.9等(青) 位置角105゜ 角距離5.5 ″

黄色と青のコントラストが美しいペア。南中高度が22°と低く赤く濁りやすい。。M7とM8の中間(いて座γの1°西)にあるので、星雲星団巡りの箸休めにどうぞ。

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