オリオン座の重星★ベスト5



星図オリオン重星ベスト5.jpg
ベスト5なのに6星あるのはトラペジュウムがオリオン大星雲なので別格あつかい(^^; 

トラペジウム.jpg
●トラペジウム (多重星/オリオン座 θ1=5.1等)
主星θ1/C:5.1等-伴星A:6.7-D:6.7-B:7.9 等
離角はそれぞれ12.8″(132゚)-13.8”-16.8”
色合いは灰ざくろ-薄紅-白-薄紫。主星はo型スペクトルで青いはずなんだけど赤みを帯びて見える(俺だけ? 多重星で錯視?)
トラペジウムはオリオン大星雲の切れ目に輝く4つの星で台形を作る美しい多重星。それぞれ微妙に色合いが違う。条件がよいと更に多く見える(+1~2個)。Bが一番暗いのは最初に観測したガリレオ・ガリレイがA、C、Dと記したため。なお大星雲に隠されて見えないが300以上の星からなる星団の一部。

1280-IMG_6588-Oriσ.jpg
σ(シグマ)星
A(青白)3.7等 B(白)8.7等11.4″239° C(淡紫)6.6等13″85° D(淡藤)6.3等41″62°
にぎやかな四重星。全部白系統なのが惜しい。近くの3重星(0.1°で同視野)と合わせて楽しめる。南東側に離れた8等星もくわえるとミニ矢座に見える。これらはFやHの番号がふられているので同じσ星系らしい。

1280-IMG_6605-リゲル.jpg
リゲル(β:ベータ星)
主星(青)0.1等 伴星(水色)6.8等 角距離 9.4″  位置角 204゚
光度差がありリゲルの光芒にかき消されそうな伴星がかわいく寄り添っている。
5cmのテスト星だけど実際は8cm以上が必要。シリウスと似た角離だけどかなり容易い。

1280-IMG_6633-5- ζOri -アルニタク.jpg
ζ(ゼータ)星 アルニタク
主星(白)1.8等 B(青白)5.7等 位置角 166゚ 角距離 2.4 ″/ C(?) 10等 位置角 8゚ 角距離 59.8
離れたところに暗いC星(みかけの重星)があり、B(連星)は分離せずだるま状に見える日が多い三重星。計算上の5cmのテスト星だけど8cm以上が必要。10等のC星はKissのムービーでは写らなかった(T_T) 
なお天体写真ファンには火炎星雲や馬頭星雲を撮るときのゴーストを起こす星として嫌われている(^^;

1280-オリオン座イオタ星-直焦点.jpg
ι(イオタ)星 ハチサ
主星(白)2.7等 伴星(淡白)7.0等 位置角 141゚ 角距離 11.2″
低倍率(視野1°)でオリオン星雲と同視野に見える二重星です。倍率を上げた0.2°の視野に他の2重星
(Σ747と暗い重星Σ745も見えダブルダブル状態)が見える。実はNGC1980と言うまばらな散開星団になっていて視野内はにぎやか。

1280-オリオン座ラムダ星-直.jpg
λ(ラムダ)星メイサ
主星(白)3.7等 伴星(白)5.5等 位置角 43゚ 角距離 4.1″
オリオン座の頭の星で、視野2°くらいの低倍率で見るとλの形の星列が見えてたしかにλ星だなとなっとく(なおCr69という星団)。割りと接近した重星としても見応えがある。


この記事へのコメント

この記事へのトラックバック