紫金山・アトラス彗星臨時観望会(2024.10/20)

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日没前から数組が広場に彗星待ってる人がいてびっくり。牧場の路側帯にも撮影の車が何台かいた。ニュースになったのは先週だからもう話題がうったかと思ったけど(^^;
ということで急遽彗星観望会を開催。まだ肉眼で尾が見えるので野外・双眼鏡メインにした。
12.5cm双(私物)に8cm・5cm双眼鏡を並べて観望。19時から主鏡・副境で頭部を観察。もともとやるなら双眼鏡かなと思ってた。


日没後はあんなに晴れてたのに薄明終わりのころに雲襲来。こんなのばっかだなこの彗星・・・見頃に叢雲(T_T)

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2024/10/20 18:19
F2.5 30秒×15 ISO800 
Σ18-35mm F1.8 EOS Kiss X9i改

見に来てるのは天文ファンではなく、スマホで写るらしいと来た人やカメラで撮れるかもと来た人とか家族連れ。彗星がどこに見えるのかわからない人ばかりで位置をレクチャー。彗星はもうスマホの手持ち夜景ではかすかで、肉眼でなんとなくわかるていどになっていた。夜景モードで見えるなんていうの異常なことだっただな。カメラのLVモード+明るレンズならなんとか見えるけど暗くなったな。慣れてない人は大変だったかも?(スタービューとかナイトビューとかの夜間モードのライブビューを知らない人も・・・今回は使い方は勘弁してもらった)。

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2024/10/20 18:19
30秒×28 ISO800
主鏡35cm×0.75(1575mmF4.5) EOS Kiss X5

主鏡でコマの一部が翡翠色。イオンテールらしい筋がダストテールの中に見える。回転アンシャープで強調すると頭部の構造がわかる。
主鏡では彗星の一部しか見えないので双眼鏡のほうが向いてますと言いながら観望(主鏡×WS40mmで1.3° 大きな望遠鏡のほうがよく見えると思ってる人が多いので)双眼鏡のほうがやっぱりウケがよかった。

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2024/10/20 18:15
30秒×14 ISO800 
miniBORG71FL ×0.7(f280mmF3.9)
Canon EOS Kiss X9

彗星の右側の画像強調でできたようなシャドーだけどこれも眼視(12.5双眼)でわかった。これはなんなのだろう? 揺するとアンチテールがなんとなくわかる。

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2024/10/20 19:36
F2 5秒 ISO1600 ソフトンクリア使用
LAOWA 25mm F0.95  OLYMPUS OMD-EM5Ⅲ

月がのぼり彗星が低くなり訪台者もいなくなったので記念写真を撮って終了。

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