ポン・ブルックス彗星12P の螺旋核?(2024.3/10)
2024/03/10 18:50
EOS Kiss X5 主鏡35cm×0.75(1575mm F4.5)
120秒×10 ISO1600
12P に螺旋核構造があるというので、強調処理+ステラのコロナ処理を加算してみた。同心円ぽい中央集光なコマだなと思っていたけど、処理するとそれっぽいつぶれた渦巻き銀河みたいな構造がでてきた。強調できた偽模様ではなさそうだけどspaceweatherみたいにはっきりとはしてない。彗星の間欠噴からの吹き出しが彗星の回転に伴って螺旋状に曲がって見えるらしい(ちなみにこの構造はヘール・ボップ彗星の時は眼視でも見ることができて非常に驚いた)。
2024/03/10 18:50
miniBORG71FL ×1.08 f432mmF6 EOS Kiss X9i改
60秒×20 ISO1600
尾は眼視ではほとんど見えない。写真的にもかなり淡いけど長くてウネウネしてる。このあと月明かりが邪魔になるのでこんなに淡い尾は写らなくなるだろうな(^^;
2024/03/10 19:14
F4 120秒×10 ISO1600
Σ50-100mm F1.8 EOS Kiss X9
回る飛行機の光跡は鹿角平では珍しいのでくわえた。ついでに人工衛星のフレアも(^^;
このあと彗星はアンドロメダ銀河とは離れてM33銀河に近いづいていく。23日に3°までちかづくけどほぼ満月で非常に惜しい(25日が満月で、半影月食出)。双眼鏡で見比べるとあたらためてアンドロメダ”大銀河”は大きいな思う。M33は春霞の空ではなんとかあるのがわかる程度。12Pは恒星をにじませたような光芒なのがわかる(希望をいえばもう少し眼視でもほうき星ぽくみえる明るく長い尾が見たい)。
2024/03/10 18:48
F4 120秒×8 ISO3200
Σ50-100mm F1.8 EOS Kiss X9
この日は観望会予約があり薄明の青が残る時間から撮影してた。開始の19時半に見てもらったけど反応はいまいち・・・まあそんなもんだよね。かなり明るいし短い尾は見えてるんだけど光芒状でほうき星のイメージとは違うだろうな(^^;
見栄えのいいオリオン大星雲よりうけてたのは37星団(訪台者の一人が37歳の誕生日が数日前だったとのことで非常によろこんでた)やおおいぬ座145星だった。
PS:
俺の写真はセンターずらしのなんちゃってコロナ処理だったので、津村さんのちゃんとした手法はリンク先を参照ください→
スパイラル構造と画像処理法
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