「北斗の下に」鹿角平から双葉郡の方角の空

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「北斗の下に」鹿角平から見る北東の方角・・・福島原発のある双葉郡はいまでも暗い(まだ避難区域があります。解除されても戻った住民はわずか)。右端のアークトゥルスのあたりはいわき四倉こちらは明るくなった。左端は古殿・平田方面。反対側の南西の首都圏方面は今日も非常に明るい。
撮影日2024/03/09
震災の一ヶ月後に電力制限や計画停電とかあって「首都圏は暗くなったのか?」と思ったけどほぼ変わらず、震災後に節電が呼びかけられた2012年も「首都圏は今夜も明るい」と感じていた。原発方向は8年前にも「北東はいまだに暗く(2016/03/11)」て、現在もほとんど変わらずそこだけ暗い。震災後にLEDに切り替えられ始めたけど光害は減らないどころか増えたと感じる(省エネになったから逆に外灯の数が増えたらしいとの話もある)。特にここ数年は星空が白っぽい日が増えた。天頂付近もヌケが悪く感じる(天候の影響もあるだろうけど。年に数十回ある天の川(冬銀河も含む)が非常によく見える夜が年数回に減ってる。

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去年のワークショップの写真だけど、天文台の左のカブりが首都圏。右の雲を照らしてるのは那須・白河の明かり。光害の色の違いにも注目。おそらく今後は白ぽいLEDの光害が増えていくと思われる。機材変化があるのでなんともいえないけど以前は好感度に弱いAPS機やマイクロフォーサーズ機では地上風景は雪があるときや月明かりがある時でないと地上風景はシャドーに沈んでいたけど最近は暗部もそこそこ写っている気がする(^^;

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