SLIMが居るあたり
いま日本で一番注目されている神酒の海のクレータ列の真ん中キリルス。たぶん多くの天文ファンが望遠鏡を向けてる小型月着陸実証機SLIM着地地点。小口径じゃシオリクレーターも見れないけどこの辺にSLIMが居る。
なおキリルスの上のテオフィルスクレーターは月面グーとして親しまれている珍地形。
目覚めたばかりの日本の月着陸実証機SLIMに西陽が当たるのは 1月31日夕方まで。その後はマイナス130℃の極寒の夜が2月15日まで約2週間続く. 今回同様に太陽電パネルで発電して目覚めるのは月齢16の2月26日頃になる予想・・・ SLIMは越夜できずに永遠の眠りに付く可能性が高いらしい。
「SLIM」と小型ローバーが月面の撮影に成功(アストロアーツ)
久々の明るいニュースに福島県でも古川電池や会津大学が関わっていたこともあり大きく報じられてた。しばらく月が見える観望会では話題のネタにできるかな?
鹿角平天文台ではとりあえず月面図にテプラで着地地点を貼ったくらいですけど(^^; ちなみに今回の月の写真はP130 VIRTUOSO GTi+スマホ。なぜか鹿角平天文台も電源トラブルで停電中・・・数日かかるらしいORZ
今日の月。SLIM着地地点は今夕には日没をむかえます。 pic.twitter.com/4pv9jN4dIi
— やまのん (@_yamanon) January 30, 2024
PS:なんと極寒の夜を越えて再び目覚めたました。すごいぞSLIM!
詳しい解説は→
SLIMが成功した「月での越夜」はなぜ難しいのか–月面着陸の歴史から紐解く(秋山文野)
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