藤井旭の天文年鑑2024

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今年も来年の年鑑が発売される季節になった(もうかよというのが正直なところ)。
毎年かわりばえなく、天文台は見やすくPCでも表示できる星空年鑑。
個人用には藤井さんの名を冠した天文年鑑。口絵に永眠されたことにふれ「気軽に多くの人に親しんでほしい」という藤井 さんの思いを繋いでいくため今後も「藤井 旭の天文年鑑」は続いていくと書いてあった。どうなるかと思っていたけど一安心だ(国立天文台の相馬充さんに監修を担当するとのこと)。天文年鑑より敷居が低いし 子どもやちょっと興味のあるような人でも買いやすい価格なので、藤井 旭さんの天文年鑑はなくてはならないと思っている。それと藤井さんの名を冠した本が受け継がれていくのは嬉しい。
ざっと見ると来年は2つの彗星。ただ夕空に低いので観望会は厳しいかな。ポン・ブルックス彗星は明るさ次第。紫金山・アトラス彗星は11月くらいで高度が高くなってからかなと思う。ちなみに掩蔽は観望会向きじゃないのでパス(12月の土星食は見やすい時間だけど雪の心配・・・)北山先生の星景講座は現状未定だけど実施したいところ。
コロナ感染症も落ち着いてきたし、以前のような開いてたら見れる自由な観望会になってほしいな(現在は予約者のみ受け入れ)。

● 2024年の主な天文現象
4月12P/ポン・ブルックス彗星が明るくなる
8月10日:宵の西空でスピカ食
8月12日:ペルセウス座流星群が極大(上弦)
10月上旬:紫金山・アトラス彗星が肉眼彗星?
12月8日:土星食
12月14日 ふたご座流星群が極大(満月)

藤井 旭の天文年鑑 2024年版: スターウォッチング完全ガイド - 相馬 充
藤井 旭の天文年鑑 2024年版: スターウォッチング完全ガイド - 相馬 充

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