静かな月夜(幻の流星群の日)
静かな月夜。アンドロメダγ群は分からなかった。2時半頃に錯覚のような暗い流星が何個か見えた気がする。γ星あたりにフッと感じるだけで経路は不明。
アンドロメダγ群はビエラ彗星の崩壊によって起こった流星群で19世紀の間はよく見られり流星雨になったりしたけど、現在はほとんど見えなくなっている。ところが2013年に突発出現している。今回は過去の彗星トレールの近くを通過するのでもしかして?といわれていた。
アンドロメダγ群は分からなかったけどおうし群らしき大流星と痕が撮れたのでよしとするか。なぜか幻のウィルタネン彗星(46P/Wirtanen、ワータネン)群(うお座群)がこのあとの12月12日20時台に出現するかも?といわれている(出現しても30以下だと思われる)今年の12月は幻の流星群極大が多いな(^^;
※PS
ビエラ彗星は「魔女の旅々」星屑の降る夜。廃れたビエラの国の元ネタになっているほか、猫暦 (江戸天文浪漫なコミック。三巻目の第十夜「流れ星のゆくえ」にはアンドロメダ流星群?が登場している。分裂した彗星って物語になりやすいのか・・・「君の名」では(架空の)ティアマト彗星が分裂して落下してますね(^^;
さてウィルタネン彗星(46P)の方は2018年に肉眼で見えるほど地球に接近(0.0775 au)して、ふたご座流星群との共演でニュースになった。公転周期5.4年の周期彗星なので次の回帰は2024年春(今回は条件が悪く10等以下)。

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