衝の日のガニメデの木星面通過
主鏡ニュートン反射35cm(f=2100 F6)
ハイペリオン MARKIII 8~24mm(24mm)
KissX9 ISO800 1/40 MPEG-4 29.97fps デジタルズーム×3使用(1920×1080)
130秒動画からステライメージで上位50%コンポジット(フレーム数2100)
衝の時刻の頃にガニメデの木星面通過が見れました。まるでシャドウドロップで存在感というか立体感というか、浮き上がって見えてました。縁接する時も面白い眺めでした。衛星とのその影が近いのは、地球(観察者)と、衛星と太陽がほぼ一直線上に並んでいる衝の頃の特徴です(今後木星面通過時の影は徐々に衛星本体と影が離れていくますよ。なお影が見えるのはイオ・エウロパ・ガニメデだけです→詳しくはほんのり光芒の記事)
衝のころの木星は日の入りの頃に東の空から昇って真夜中に南中し頭上で輝きます。巨光を放っているので街中でもすぐわかる存在感です。 天文ファンには一晩中見える観測好機ですが、天文台の観望時間(19時~21時)ではもうすこし後が見頃です。今は20時の高度が約40°で中空より低めですが、11月末には60°となります。12月中旬には南中で65°となります。冬は悪シーイングでよく見えないことが多いのが玉に瑕ですが(^^;
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