土星が見頃。木星もそろそろの秋の星空
8月末に衝となった土星が、観望時間に南中して見頃です(といっても南中高度が40°)。衝のころと違い環に影が落ちていたりとちっとした変化があります。
衝のころの土星。
観望時間に東の空で巨光を放つのは木星。観望時間(19時半~21時)にはまだ低くいですが見え始めました。11月3日に衝で以降が観望時間での見頃になります。冬に見頃になるので良シーイングが少ないですが、天頂付近まで上がるの思ったより細部が見えるかも?
木星の自転は約10時間。ガリレオ衛星も位置を変えていたりと観望時間内でも変化がわかります。
木星のそばにはスバル見えています。その中間には天王星があり肉眼で非常に探しやすくなっています。望遠鏡では青緑色の円盤状に見えるだけです。
10月になってからの鹿角平天文台の秋を通り越して冬みたいな冷え込みです。昼間は温かいのでつい油断しがちですが、防寒の準備をお忘れなく! (暑ければ脱いで調整しやすいレイヤー/重ね着の用意を!)
この記事へのコメント