金星が観望時間内で見納め。

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夏至前後一ヶ月くらいの夏期観望時間は20時からですが(この時期は薄明終わりが20時半すぎになるので、19時半開始だとまだ空が明るく一番星が見え始めたばかり)、今年は金星があるので19時半から開始もやってます。

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GW連休の頃は半月状でしたかが、今は形の良い三日月状です。金星は8月の内合に向けてどんどん細く低くなっていきますので、観望時間内での見頃は今週末あたりまです(7月23日:金星没20h3m)。
その後8月12日に内合となり、以降明けの明星として輝きます。夕方に目立ち始めるのは来年の秋で(24年6月4日に外合)、観望時間に見えるのは12月になってからです(24年の12月初旬は金星没が19時半ごろですが観望時間が19時から)。



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2023年7月20日 細い月と金星が並ぶ(アストロアーツ)
7/20の宵は月と金星の接近が見られます。今回は標準な双眼鏡視野(7°)より離れているのが残念ですが肉眼でも綺麗です。レグレスと火星もそばにいます。夕空での接近は今年はこれで終了で来年の秋まで見納めです。

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