2023年度(23年4月~24年3月)主な天体現象

肉眼でも楽しめる 
画像

4月11日  金星とすばる(プレアデス星団)が並ぶ
4月23日未明 こと座流星群極大(HR8)

数は少ないので期待しないでながめて見よう。
5月6日 半影月食(最大2時23分)
深い半影食なので欠けてるように見える。写真だとはっきりわかる。
6月上旬 火星(6/2~3)・金星(9/13~14)がプレセペ星団を通過。
高度が低く要双眼鏡(地上の景色と撮れるので標準星景向きだけど低空減光が大きい)
7月10日 金星最大光度(昼間に肉眼で見つけるチャンス。7/20は月が目印)
8月13-14日 ペルセウス座流星群が好条件で見頃
極大前後の数日はは普段より流れ星が多い。特に12日宵~13日未明と13日宵~14日未明が見もの。
極大は13日の17時だが、輻射点の高くなる夜半すぎに数が増える。最良の空なら1時間に50個ほど。
8月13日 金星が内合以降 明けの明星に。
マニアックで見るのは危険な現象だけど、カレンダーに自分用に入れときたかったので目立たない色にしてます(^^;スマン 日中に撮るのベテラン以外おすすめできませんが、内合の少し前なら日没後に細い金星のある景色を撮るチャスです。

8/22  伝統的七夕
8月27日 土星 が衝。9月中旬から天文台で見頃。
8月31日 スーパームーン&ブルームーン 
最近の満月は昼間で日本では見れない。8月は満月が二回あり ひと月に二回目の満月をありえないという意味でブルームーンといいます※諸説あり。
9月18日 金星最大光度(昼間に肉眼で見つけるチャンス。9/12は月が目印)
9月21日 アンタレス食 日没の頃に月齢6の月から出現。要双眼鏡
9月29日 中秋の名月(十五夜)
10月21~24日 オリオン座流星群が見頃(HR10)
上弦の月。夜半後から見頃
10月27日 十三夜の名月(栗名月)
10月29日未明  薄明中のちょと欠ける部分月食(最大05h14m 食分 0.12)
薄明の頃の沈みゆく低い満月がちょっぴり欠ける。
11月上旬 おうし座流星群が見頃(HR4:南群11/2、北群11/12)
数は少ないが11月中は活動している。火球がときおり流れる。期待しないでながめて見よう。11/18にはしし座流星群も極大。14日が新月。
11月 3日 木星が衝 11月中旬ごろから天文台で見頃。
12月14-15日 ふたご座流星群が最良条件で見頃(HR80 極大12/15-2h)
極大前後の数日は普段より流れ星が多い。特に14日宵~15日未明が見もの。極大は15日の2時で最良の条件。輻射点の高くなる夜半すぎに数が増える。最良の空なら1時間に80個ほど。

2024年
1月18日19時半ごろ 月面X が見頃 ※要望遠鏡(23年は夜間の見頃がなかった)
2月22日 暁の低空で 金星と火星の接近
3月末 ポン・ブルックス 彗星が(0012P)が宵の西空で肉眼光度
3月末に肉眼光度の5等級で薄明終高度11°と見やすくなりはじめるころ。4月上旬が見頃で4等級と明るくなるが高度は低くなる。4/10に月齢1.7の細い月と並び以後月明かりあり。

★肉眼でも楽しめる現象がほとんどですが、双眼鏡や望遠鏡があればより楽しめます。
★各マークは勧めの見方です。マークなしは肉眼から望遠鏡まで楽しめる現象です。
流星は肉眼が一番で目のマーク。双眼鏡マークはあればより楽しめます。肉眼の補助にも(より見やすくなります)。
名月や月食は肉眼で風情を、望遠鏡で細部が楽しめます(小口径でも絞ったり、ムーングラス・NDフィルターなどで減光がおすすめ)。
惑星は肉眼で夜空の輝きを、双眼鏡で衛星、望遠鏡で表面の模様・環などが楽しめるます。
望遠鏡マークは強力な双眼鏡や天体望遠鏡が必要な現象です。
★見る機材マークとは別に、スマホやコンデジでも撮れる現象にはスマホカメラマークをつけました。
スマホでの撮影は空が明るい薄明中に撮るのがコツです。星空モードがある場合は流星も狙えます。
一眼カメラがあれば撮れる対象も広がります。撮り方は下記参照
→望遠レンズで月を撮る
望遠レンズで固定天体写真
コンデジ(TX5)で天体写真

鹿角平天文台イベント2023 予定

GW春まつり観望会「月を見よう」まんまるお月様を天体望遠鏡で見てみよう。
5月4日(木)5日(金)6日(土)(満月/出19時11分) 19時半~21時
鹿角平★星空とロマンとの出会い2023
お盆休み8月12日前後に予定。19時半~21時半
野外でペルセウス座流星群と天の川がメイン。ドームでは銀河中心付近の星雲星団。

「村の美景写真ワークショップ2023」
プロカメラマン北山輝泰先生による初心者向けの星景撮影講座(昨年は宿泊講習:食事付きで税込み1万でした)
本年が最終年となっています(一旦終了し来年以降は未定)夏の蛍星景・紅葉星景・晩秋の流星群の3回を予定しています。詳細は決定後にお知らせします。

※新型コロナウイルスの状況次第で、順延または中止になります。
※当日の天文台広場は有料貸切となりますので講習者以外の星見広場の利用はできません。

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