月のマーメード(虹の入江の人魚姫)
月齢10の時に現れる「虹の入江の月乙女」(ヘラクライデス岬)は、個人的には月の乙女というより「虹の入江の人魚姫」に見える。欧米では「月の巫女」のほうが一般的な見立てらしいですね。虹の入江(ジュラ山脈)のアーチに光が射す2~3時間は「ゴールデン・ハンドル」とも呼ばれます。同じ地形でも見立ては様々ですね。
この月面でも一二を争う美しい地形に、よくぞ「虹の入江」という美しさにふさわしい命名をしたものですね(17世紀に月地図を作ったラングレヌスという学者がつけたそうです。できすぎた地名なので野尻 抱影かと思ってしまうけど、ラテン語のSinus Iridumの直訳ぽいですね(^^;
※月の乙女と同じ内容ですがページ内検索用に「月のマーメード」「虹の入江の人魚姫」で記事たてしました。
この記事へのコメント
超お久しぶりに覗いたら なんと興味を引く記事が~!
虹の入り江は万年初心者の私でももちろんわかりますが
こんな可愛らしい見どころ? 初めて聞きました
今度 見てみます~
過去の撮影した画像に無いかな・・・?
ビッグローブの時のコメも引き継いてるから、わかりにくいけど、大昔でいうキリ番000すね(笑)。
月の人魚は月齢10~11と長く見えてるから、写ったのはたぶんあるはず。月齢10のほうがそれっぽいけど(特に尾びれが2つに分かれてるように見えるクレーター)。コペルニクスの脇の月面Nも面白いよ。