霧の季節

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秋は霧の季節。昼間からよく晴れて日没とともに冷え込んで風がないと霧になります。窪地状の鹿角平は霧の中。星見広場は運が良ければ霧の上です。写真は霧が迫っていて時々通過してる状況です。

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霧がちょっとかかったら恒星環(光環/コロナ)が撮れることも。きれいな虹色で撮れるのは結構レアです。霧で明るくなってしまった星空に埋もれてしまうからです。ついでにこんな状況なときは霧の通過でカメラはびちゃびちゃになるのでレンズヒーターもききません(露がつくとカブリで星が写りにくくなります)。恒星環がでているのはβAnd ミラクです。アンドロメダ銀河への道標でM33銀河と一緒に撮ったんですが霧が上がってきたのですぐ撮影をやめました。あとから見たら見事な恒星環が。キレイな七色だったので彩度をやや強調してます(^^;

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霧がでても運がいいと星見広場から霧上の星空が見れます。運が悪いと天文台も霧の中です。

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こんな時は鹿角平は霧の中です。麓も霧がでてたりと曇天と勘違いして観望予約がキャンセルになったりします。
これは昔からよくあります。ちなみリンク先の霧海の鹿角平はまだフィルムで撮影してたころ。霧海をフィルムで写すには露出をかけるしかなかった(この光跡の写真もISO100でバルブ撮影です)。いまは点像露出で写るんだからすごいよね。

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