中秋の名月(十五夜と十六夜+木星)

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中秋の名月の宵。ススキの河原にでてみれば河川工事でススキなし(令和元年東日本台風で土手が崩壊など)まだクズとかイタドリとかタケニグサが優勢。ススキはかなり少なく月とからめて撮れなかった。

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名月と満月が重なった夕方(18時59分に満月)にも撮っておく。シーイングが悪くてぼやぼや。晴れた土曜の夜とあって野営場は盛況(キャンプブームすごいとしか(^^;) 星見広場もそこそこ上がってくる(※コロナ対策で現在天文台内は予約者のみの観望になっています)。

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いちおう月見団子をお供え。ついでに月映しの汁粉も。月映しの汁粉とは、汁粉を夜空、星に見立てた栗の入った栗ぜんざいに白い団子の月をいれたもの。棚倉藩武家の我家に代々伝わる手法で、月が高くなって水面の月が見やすくなる頃に供えた団子を入れて食したという(大嘘)

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この汁粉に映った月が、思いの月の模様がよく見えてびっくり。その昔は満月を長く見ると良くないとされた為 酒坏や池に映った月を間接的に見たらしい&透明な水より黒くて粘性のある汁粉がよいかなと百均で買っておいたもの。これなかなかいいかも? こうしてエセ風習が(笑)
次の名月は、10月8日(土)の十三夜(後の名月・栗名月)で木星がならぶおまけ付き。両方の名月を見ないと片見月といってきらわれているので晴れたぜどうぞ!

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月と木星の接近は9/11の十六夜の月でも見られました。雲多くて雲NDで木星のガリレオ衛星が写る露出で、月がちょうどに写るかもと思ったけど、丁度にはならない(まあそんなもんだよね)ので加算平均コンポジットである程度そろえた。

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深夜になり月と木星もじわじわ接近(3時半頃最接近)曇天で見なかったけどこのころから晴れてくる。
※月と木星の間隔にも注目ください。写真内の撮影時刻は間違いで正しくは23:26です。
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晴れすぎてどうしようもないので、鏡筒の前に黒紙で一部を覆い撮り(紙で覆った部分が狭いスリット状になるため、ピントが悪化して光芒が流れてる。手動なのでかなりの枚数の失敗して成功したのこれくらい)。

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