ふたご座流星群2021と防寒対策
今年のふたご群は前半は月明かりがあるから麓の矢祭町で月光星景でスタート。景色優先で光跡用に撮ったけど一個も写らず(^^; 写れば儲けものとは思っていたけど、250コマで一つもかすめないのはガッカリ。月没前に天文台に移動。
火球狙いの魚眼は撮れたけど切れた(^^;
出現が間延びしてた感じでHR30くらいの出現のしかた(前夜の5°の過ごしやすい夜から一転してこの日は氷点下3°で風が吹いてえらく寒いで真面目に見てないからだけど。ちゃんと観測したらHR50程度かな?)極大が昼間だしこんなもんかな。
月没の夜半すぎに流星見物(天文ファンでなくニュースを見てきたとか。2時すぎから見頃だとニュースでいってたらしい)の人が、明け方の氷点下の吹っさらしの丘の星見広場に数組来てるのは驚いた。10分ももたずに帰った人も。ニュースにするのはいいけどこの時期の防寒とか見方も一緒に折り込んでほしい。
風がなければ真冬の格好+αでいいけど風があると極寒。正直この時期は下の広場の方が風がきつくないので星見広場より見やすい。俺は視界が半分になるけど天文台を風よけにして見てた。ちなみに真冬の格好(防寒インナー・タイツ・フリース・バイク用ジャケット・オーバーパンツ)+電熱ウェア+ハンドウォーマー(ほぼ動かない星見の冬に熱源は偉大)にベンチチェア(直接地面をさける)にマット+寝袋(封筒型で開いてチューブ毛布みたいに使う。足元は防寒靴。撮影の進行などチェックしたり歩くようなので)で見てました。今夜(12/14)から未明にかけても流れますが、とにかく寒さ対策をきちんとしないと見てられないですよ。温かい飲み物も忘れずに(コーヒーもいいけど生姜湯とか汁粉とかもおすすめ)。
PS:
ついでに来年の1/4未明のしぶんぎ座流星群は好条件だけど鹿角平はやめといたほうがいい。道路の積雪や凍結に-10°くらいまで下がる極寒の1月だからね(個人的にこの群は寒すぎてカメラセットして放置でほとんど見たことがない)。さらに鋭いピークでなかなか見れない・・・それでも三大流星群ってニュースにするんだろうな。
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