ラッキースターの水星が今年一番見やすい

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画像リンクは国立天文台・ほしぞら情報(2021年5月)
常に太陽に近くなかなか見れないことから、見れたらラッキーな星としてラッキースターの別名がある水星が夕方の西北西の低空で今年一番見やすくなっています(5月17日が太陽から最も離れる東方最大離角)。

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月が加わっていた13日は雨で見れず、14日の水星と月の接近は夕方から晴れてよく見えてスマホでもよく写りました(夕焼けが残る薄明中の現象は、コンデジやスマホでよく写ります)。

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画像リンク:水星と金星が大接近(アストロアーツ)
次の見ものは金星との接近ですが、水星が2等級と夕方に見るには暗いため双眼鏡が必要。望遠鏡で水星を見ると三日月状(17日頃は半月状)で、金星はほぼ円盤状に見えるかも? 視直径が約 10”と小さいうえに、低空すぎて像が揺れてよく見えないと思いますが(^^;
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山の端に沈みゆく金星は写ってるけど、月と金星の中間あたりにある水星はかすかにしか写っていない。水星はもう少し暗くなってからでないとよく見えない・・・金星に比べて水星は好条件とはいえやっぱり見ずらい対象。今回は早くから見える金星が水星探しのよい目印になってます。17日で金星の8.4°(握りこぶし:グーが約10°)上に見えるので、西北西が開けた場所で探して見てください。

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