木星・土星の超大接近(2020/12/21-22)


12/21に木星・土星の超大接近という稀な・・・望遠鏡が発明されてからこの超大接近が見れたのは今回が初めてのことという現象がおこりました。このような接近は次回は80年後だそうです。

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ちなみに20年ごとにおきる木星・土星の次回の会合は2040年10月末の明け方に約1°の接近。11/3には200mm望遠(35mm換算)で、月・水星・スピカも同画角に入る豪華な暁のランデブーになる。水星まで7度の視野内で日の出1時間前でスピカの高度が4°

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晴れた! よかった! 夢のような光景だ!
高倍率でも同じ視野に見える。時々雲に邪魔されながら、なんとも不思議な夢のような光景をづっと見ていた。
正直、低空過ぎてよく見えない悔しい現象に終わるかなと思っていた。シーイングは最悪に近いけど、縞がなんとか見えるし土星の環もわかる。ガリレオ衛星が4+恒星1個・土星のタイタンなどの衛星、視野の中に全部見える!
この現象は天体望遠鏡で眼視で見るのが一番だった。露出差があるので映像や画像ではHDR合成などのテクを使わないと厳しいだろうな。生で見れてよかかった。
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肉眼で2つに分離して見えた。一つにしか見えないかもという予想だったけど(^^;

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翌日は快晴。肉眼でもきれいに分離。

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昨日に負けず近い! 木星と土星が横一列に並んでる。晴れているので落ち着いて見て撮れる。昨日見たのもあるかな? 主鏡(ニュートン反射35cm)より副鏡FC125(屈折12.5cm)のほうが、像が安定してるし、コントラストよく見える。

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づっと安定して晴れていてくれたので、記念写真撮ったり沈むのを撮ったりできた。昨日はとにかく見るだったし途中で雲の中だったしと余裕がなかった(^^;

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23日にはちょと離れた。天気は下り坂らしいのでほんと晴れてくれてよかった。



この記事はぴんぼけ日記の木星・土星 超接近(2020/12/21-22)の再編コピー記事です。

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