マルミND-100000で太陽撮影
ケースは大きめでフィルターにステップアップ(ダウン)をつけた状態で収納できる。オマケとして来年5月21日の金環日食・6月6日の金星の太陽面通過の解説と簡易露出表が付いている。実際の使用にあたっては、ある程度の望遠なら(スポット測定で)AEが効くので、露出値を測って露出表に当てはめてマニュアル露出で食の進行にしたがって補正して撮ればいい。
太陽撮影にはアストロソラーを使っているので、それほど必要はないのだけれど太陽撮影用フィルター・マルミ のND-100000が 5,400円(+送料600円)と安かったのでつい購入(^^;
BORGの太陽面撮影フィルターが52mmで12,600円なので買いたくもなるでしょう(笑)
今見たら送料込みで更に安くなってる

金環食が近づくにつれ在庫不足が予想されるので必要な人は早めに買っておいたほうがいいかも。
ちなみにこれ58mmと77mmしかなく、ステップアップ(ダウン)で対応。58mmが定価9480円 77mmが15480円なので、当然安い方(笑)
miniBORG(60mm)かTS6.5(65mm)で使う予定なので、有効径が絞られる(分解能が下がる)けどこのフィルターは太陽以外に使い道がないので(^^; ちなみにカメラレンズの場合は、ステップダウンをした場合は周辺がケラれる場合があるけれど性能にはほぼ影響がない。
使ってみた感想は、撮影用なのでカラーバランスが崩れない。
今使っている、アストロソラーは眼視用なので青紫の色がつくので、WBをホワイトセットをする必要がある。
金環食などフィルターをつけっぱなしの撮影ならアストロソラーで充分かつ安全。
皆既食など途中で外す必要がある場合は、NDならWB再セットの必要がなく便利。
違いを下記にまとめた。
●太陽観測用フィルター(眼視用)とNDフィルター(撮影用)の比較。
ND-100000とアストロソラーの比較。
同じND5だがカット波長に違いがあり露出は異なる。若干ピント位置も違う。
太陽面のムラはどちらもなく、太陽の周辺減光(太陽が球体のため)はNDの方が少ない。
黒点の描写はどちらも遜色が無い(トリミングで黒点を拡大するとASの方がピンが甘い)発色はNDはニュートラル。アストロソラーはWBセットしても若干の黄色味が残っている感じがする。
撮影用太陽NDフィルター値段が高め。ニュートラルな発色で使いやすい。観測には使えない。
眼視用と撮影用の一番の違いは波長のカット率。
この為、撮影用はニュートラルな発色になるが、近赤外領域と可視領域の長波長側(700nm 付近)の透過率がやや高く目に有害な赤外線を透過するので、眼に障害が残る危険性があり注意が必要。
EVF機なら問題ないけれど光学ファインダーでの使用には注意が必要で、構図を確認したりピント合わせは短時間(数秒程度)でする必要がある。ライブビューが使えるなら光学ファインダーはできる限り使わないこと。
PL法以前はそんな太陽観測用サングラスしかなく平気で使っていたけれど、目がチリチリやチクチクする人も多かった。眩しく感じないので大丈夫そうに見えるけど、紫外線や赤外線が目を焼いているのを忘れずに!日食網膜症(簡単にいうと目の視細胞のやけど)にご注意を!
太陽観測用フィルター値段が安い。フィルター枠の自作が必要(金属メッキガラスフィルターなどはセル付。ただし価格はNDフィルターとほぼ同額くらい)。
アストロソーラーフィルターは薄い金属薄膜フィルムなので、ピンホール(小さな穴)や破裂などの心配があり、取り扱いに注意が必要。ラップのようなフィルムなので、押したぐらいじゃ破けないけれど尖ったものには非常に弱い。
WBセットをおこなう必要がある(AWBでは色がつく)
観測用といえど、紫外線や赤外線などの有害な光線を数分の観測では安全なレベルまで弱めているだけなので、
長時間続けて太陽を見続けることはできない。長くても2~3分間を限度で適度に目を休めながら使用する。(肉眼で観察するための日食グラスなども同じです。長時間観察しないように!)
●おまけ。小さく撮ってトリミング
どうせなら大きく撮りたい太陽。
手軽に思いつくのがバローレンズやアイピースを使った拡大撮影。
でもあんまり欲張って拡大率をあげてもあまりいい結果とはならないようです。
拡大率をあげるとレンズの悪いところも一所に拡大したり、Fも暗くなりシャッタースピードが遅くなりブレを併発したりと・・・。それよりトリミングで対応したほうがよさそうです。強トリミングすぎる場合はコンポジットで画面を滑らかにする方法もあります(天文画像ソフトがなくても、フォトショップなどレイヤーが使える画像ソフトがあれば、50%、33%と重ねていけばOK。フリーソフトのレジスタックスなんかもある)
EOS KissX3/250mmでAF/AE撮影。
キットの望遠レンズで撮っても太陽はこんな大きさ。右は切り出し。トリミングでも、ちゃんと黒点も写っているので金星の日面通過もしっかり写る。超望遠や望遠鏡がなくても写せる。トリミングすれば大きくプリントできる。
※この記事はピンボケ日記の記事カメラレンズでの作例をカットし、天体望遠鏡での撮影に再編したものです。望遠レンズで撮影の場合はこちらも参考ください。
◎参考リンク
太陽観察に伴う危険:基本的な知識
http://www.astronomy2009.jp/ja/webproject/soecl/ng.html
2012年は天文当たり年! 5・21日食観察の危険性よびかけも
http://www.astroarts.co.jp/news/2012/01/05event2012/index-j.shtml
アストロソーラーフィルターの自作セル
アストロソーラーフィルター(ND5相当)(セミA4サイズ)¥2,800-
国際光器HP(下の方にセルの作り方)
http://www.kkohki.com/Baader/astrosolar.html
太陽観察用各種フィルタ類およびその代用品の透過率測定
http://tenkyo.net/iya/eclipse/glass1.pdf
バーダー_アストロソーラーフィルターbaader planetarium(バーダープラネタリウム)アストロソーラー太陽観測フィルター セミA4サイズ
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この記事へのコメント
NDフィルターって聞いたことある・・・という程度の知識なのですが 私も買おうかなと思ってました
アストロソーラーフィルターは使っていましたが てっきり丈夫なものとかなり雑な扱いをしていまして ついには落とした事にも気付かず 後日 ボロボロになったのを ももさんが拾ってくれてました。。。
まだ制作してないフィルターがあるので それを双眼鏡用に作って それで見て
NDフィルターでズームレンズで撮ろうかな?と思ってましたが 金環食も日面通過も 見るにはやはり望遠鏡でそこそこ大きく見た方がいいのでしょうか?
アストロソーラーフィルターが一番のおすすめ。
望遠鏡用と写真レンズ用の2個取れない?
両方共 見たことない現象だからなんなんだけれど
月の谷から溢れる光がみものの金環のつながる瞬間
金星も太陽面に出入りする瞬間とかは望遠鏡だろうな。
撮影はふわりさんの場合、見た記録だろうから
望遠ズームでいいんじゃないかなと(^^;
まあ俺も撮影よりもしっかり見ようかなと思ってます。
金環食は練習?で日面通過が本番だったりして。
それと、4号機問題のTBをありがとうございます。
事態が悪化した場合、私の住まいの距離でも巻き込まれる予想なので、そちらはもっと大きな被害になると思います。起こらないに越したことはありませんが、起こった場合のシミュレーションをしておくのも無駄にはならない様に思います。
8センチのポルタで見て ズームレンズで撮るのがいいですね 借りっぱなしのもうひとつ屈折もあったけど それでも撮れるなぁ。。。
見どころのご紹介も嬉しいです~
なんだかテンションも上がってきますね
最悪のシュミレーションはしとくべきなんだけれど、
それより問題なのが、
今の状況がなんなのかまったく説明がないこと、
もう淡々と数値だけだして各自の判断にまかせりゃいいのに。ただちにばかり言ってないでさ。
※原発関連は個人のブログの方に書いてあります
http://yamanon.at.webry.info/
写角から外れるにはかなり余裕があるけれど、
借りっぱなしの筒が長玉やモタードライブがない場合は
ノーファインダーで撮れないよ>ふわりさん
福島県だと金環の時間は数分から数秒っうのをお忘れなく。